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素敵な笑顔になるための2つの条件
素敵な笑顔のポイントは、表情と口元の印象です。表情が良くても口元が残念、口元はキレイでも表情が今イチだと魅力的な笑顔にはなれず、両方の条件がそろうことが大切です。
笑顔が素敵だと周囲に好印象を与えられます。第一印象を良くするためにも、まずは素敵な笑顔をつくるポイントを知っておきましょう。
魅力的な表情
笑顔は顔全体で作るものです。口だけしか動かせていないと、笑顔がぎこちなくなってしまいます。魅力的な笑顔を作るには、表情筋をしっかりと動かせていることが欠かせません。
また、笑顔になったときに上の歯がきれいに見えていることも大切なポイントです。笑顔でいるつもりでも、歯が見えないと笑顔に見えないことも多いです。
ただし、下の歯が見えすぎたり、あごが引いたりしていると下品な印象を与えてしまうので注意しましょう。また、上の歯茎が見えすぎてしまう「ガミースマイル」も残念な印象を与えてしまいます。
笑顔の際に意識したいほかの要素がスマイルラインです。スマイルラインとは上の前歯の先端のラインと下唇を結んだラインのことで、このラインが一致するのが美しい笑顔の条件とされています。
加えて表情が左右対象であることも、魅力的な笑顔には欠かせません。特に口角が左右均等に上がっていると素敵な笑顔に見えます。
きれいな口元
口元がきれいかどうかも笑顔の印象に影響を与えます。
・歯並びがきれい
歯の大きさがそろっており、歯の先のラインがガタガタしていないことが大切です。特に上の歯は笑顔の際に見える部分なので、歯並びがきれいであることは素敵な笑顔に欠かせない条件といえます。
・歯が白い
歯が白いと、清潔で爽やかな印象を与えます。逆に歯の色が黄ばんでいると、良い印象を与えません。
・歯茎がきれいなピンク色をしている
笑ったときに見える歯茎がピンク色だと、健康的で元気な印象を与えます。一方、歯茎の色が黒ずんでいると、老けて見えたり、不健康に見えたりするものです。
自分の歯や歯茎の色が気になって、歯を見せて笑うことをためらう方もいるかもしれません。しかし、歯並びや歯・歯茎の色が悪いからといって歯を見せずに笑うことは避けましょう。冷笑に見えて印象が悪くなってしまうかもしれません。

笑顔でいることによるメリット
笑顔で過ごすことで得られるメリットを5つ紹介します。
ポジティブ思考になる
笑顔でいることでセロトニンの分泌量が増え、ストレス解消効果が期待できます。セロトニンは幸せホルモンと呼ばれており、ストレスが減り、ポジティブ思考になれると考えられているのです。
また、笑顔になると表情筋が大きく動くため、その刺激によって脳に「楽しい」という前向きな気持ちがフィードバックされるのもメリットです。
免疫力アップにつながる
笑うことでナチュラルキラー細胞という免疫細胞が活性化します。がん細胞やウイルスと戦う細胞なので、免疫力をアップさせる効果が期待できます。
また、笑うことで免疫細胞が活性化すると、脳を巡る血流が良くなるので、脳梗塞の予防などの効果が期待できるのも大きなメリットです。
コミュニケーション力がアップする
笑顔が多い方はほかの方から好印象を持たれやすく、コミュニケーションが円滑に進みます。笑顔でいることで、相手は警戒心を解き、お互いが気持ち良くコミュニケーションをとることができるでしょう。
笑顔が周りに伝染する
笑顔の方が近くにいると、自然とその周りも笑顔になります。人間は無意識に近くの人間の顔に反応する習性があるため、笑顔でいる方の周りには笑顔が伝染するのです。
笑顔になると表情筋が刺激され、脳に信号を送ります。笑顔によって幸せホルモンともいわれるセロトニンや、ドーパミン、エンドルフィンなどのホルモンが分泌され、幸せを感じやすくなるのです。
幸福度がアップする
笑顔は自分をポジティブな気持ちにさせてくれます。幸せだから笑顔になるのではなく、笑顔でいるから幸せがくるのだと思っていれば、自分にとって幸福なできごとが起こるかもしれません。

魅力的な笑顔を作るポイント
自然で好印象を与えられる魅力的な笑顔を作るポイントは下記の通りです。
リラックスする
顔全体がリラックスできた状態だと、自然な笑顔が作れます。逆に緊張すると、笑顔がこわばって不自然になるので注意しましょう。
人と会う前に緊張してしまう方は、顔の筋肉をほぐしておくようおすすめします。表情を動かして表情筋をほぐしておくと、リラックスできて自然な笑顔で接することができるでしょう。
笑顔は口元だけでなく、額、眉毛、目、頬など顔全体の表情筋を使って作るものです。表情筋がスムーズに動くように、リラックスした状態でいることは欠かせません。
頬から口角をあげる
笑顔を作る際、口角だけを上げても不自然な笑顔になりがちです。頬から口角を上げるようにすると、顔全体を使った自然な笑顔になれます。
頬から口角を上げるときは、上の歯を左右4本ずつ(合計8本)見せるイメージで笑顔を作りましょう。このとき、下の歯が見えないようにします。
鏡を見ながら笑顔の練習をすると、素敵な笑顔を定着させるのに役立つでしょう。
目元はやわらかく緩める
いくら口角を上げて笑顔の表情を作っていても、目が笑っていないと怖い笑顔になってしまいます。素敵な笑顔を作るには、目元にも気を配ることが大切です。目元は意識的に力を抜いてリラックスしましょう。
目元につい力が入ってしまう方は、目尻の筋肉を緩めるイメージで笑ってみるようおすすめします。そうすると、やわらかい印象の目元になります。
加えて、誰かと話しているときは相手に目線を向けることも大切です。初対面なら目線だけでなく、体ごと相手のほうに向けて笑顔を作ると好印象を与えられるでしょう。

魅力的な笑顔の作り方
魅力的な笑顔は日々のトレーニングとケアによって作ることが可能です。表情筋を鍛えるトレーニングと歯のケアの方法を紹介します。
表情筋を鍛える
素敵な笑顔を作るには、表情筋をしっかりと動かすことが欠かせません。表情筋をやわらかくするために、隙間時間を使ってトレーニングをしましょう。
あいうえお体操
表情筋をほぐすのにおすすめのトレーニングです。
顔全体を動かすように大きく口を開き、「あ・い・う・え・お」と発音しましょう。ひとつずつの音を発音しながら、それぞれ5秒程度ずつキープするようにします。2~3回繰り返すのがおすすめです。
割り箸トレーニング
口角をリフトアップし、自然な笑顔を作るのに効果的なトレーニングです。
1.割り箸を横にして、奥歯を使ってしっかりとくわえる
2.口を「い」の形にして口角を限界まで上げて30秒間キープする
3.10秒間休む
4.1~3を3回程度繰り返す
口輪筋トレーニング
ペットボトルを使って行う口輪筋のトレーニングです。口輪筋を鍛えることで、上の前歯と下唇が平行なスマイルラインを作りやすくなります。
1.500mlのペットボトルに水を100ml入れる
2.唇でペットボトルをくわえる。このとき、歯は使わない
3.唇でペットボトルをくわえたまま10秒間キープする
4.休憩を入れて3回程度繰り返す
口輪筋が弱っていると難しいので、最初のうちは水の量を減らしても大丈夫です。慣れてきたら水の量を増やしたり、ペットボトルを加える時間を増やしたりしてトレーニングを続けましょう。
舌エクササイズ
舌の筋肉を鍛えることができるトレーニングです。口輪筋とつながっている筋肉なので、鍛えれば口角アップにつながります。
やり方は簡単で、口を閉じた状態で舌をぐるぐると歯茎に沿うように動かすだけです。右回り、左回りと交互に回しましょう。
最初は10回程度、慣れてきたら1日100回程度ぐるぐると回します。マスクをしていれば、通勤中でもこっそり行えますよ。
目元のエクササイズ
目元の表情筋をリラックスさせるのに効果的なトレーニングです。
1.ギュッと目をつぶる
2.思いっきり目を開く
3.1~2を10回程度繰り返す
目を閉じたり開いたりすることで、目元の緊張をやわらげることができます。
歯を美しく整える
歯の色は遺伝的な要素も大きいとはいえ、食生活の見直しでもきれいにできます。
例えば、色素が沈着するような濃い食べ物や飲み物を控えると、歯の黄ばみなどの変色を軽減できます。タバコのヤニ、コーヒーや紅茶、緑茶のポリフェノール、カレーなど歯の色素沈着の原因となるものを避けましょう。
付着したばかりの色素は取れやすいので、食後はすぐに歯を磨くことも意識したいものです。酸性の飲食物は歯の表面にあるエナメル質を溶かす要因となるので、そうしたものも避けましょう。
加齢による歯の黄ばみ、また頑固な歯の黄ばみはホワイトニングで対処するのがおすすめです。歯が白くなるだけでも笑顔の印象は大きく変わります。
「歯を白くしたい」「きれいにしたい」という方は、美歯口ホワイトニングがおすすめです。お金と時間がかかるイメージのホワイトニングですが、美歯口ホワイトニングなら1回あたりの料金が低価格です。サービス時間も30分とお手軽なので、忙しい方でも気軽にご利用できます。

素敵な笑顔を演出するためのメイクのコツ
笑顔をより引き立てるには、メイクにも気を配りましょう。笑顔をつくった状態でメイクをすることがポイントです。ここでは笑顔を引き立てるメイクのコツを紹介します。
ポイント1:チーク
チークは、笑顔に血色をプラスするために必要です。笑顔になったときに頬が膨らむ位置に、薄く丸くチークを入れると良いでしょう。
笑うと頬が上がるため、上がった位置にチークを入れるといつもよりも高い位置に入ります。そうするとリフトアップ効果も期待できるのでおすすめです。
ポイント2:眉毛
笑顔をつくったときの眉は、ストレートで少しだけ下がり気味です。太めに描くと若々しくフレッシュな印象になります。眉間を広く見せるのがポイントなので、眉頭はパウダーでぼかすなど薄めに仕上げると良いでしょう。
ポイント3:アイライン
笑顔を引き立てるアイメイクは、たれ目風にするのが鉄則です。目の形に沿って自然な角度のたれ目になるようにアイラインを引きましょう。目尻は跳ね上げるとはっきりとした目元になってしまうので、跳ね上げずに仕上げるのがポイントです。
ポイント4:口元
口角が上がって微笑んでいるようなメイクにするために、リップは口角までしっかり塗り、中央部分にツヤ感をプラスしましょう。ツヤ感はグロスの重ね塗りがおすすめです。
また、下唇の左右の端部分にコンシーラーを仕込んでくすみを消すと、口角が上がっているように見えます。

まとめ
素敵な笑顔の条件と作り方について紹介しました。笑顔がぎこちない方でも、表情筋のトレーニングと歯のケアで笑顔を改善することはできます。また、メイクの方法を変えるだけでも、自然と微笑んでいるような印象を与え、笑顔をより一層魅力的に見せることも可能です。笑顔にはたくさんのメリットがあるため、本記事で紹介した内容を参考に、魅力的な笑顔を目指してみてはいかがでしょうか。